令和5年度ツル越冬地利用調整について

期間中は入域料の支払いと指定ルートの通行をお願いします

お知らせ(10/19更新)

貸出する一眼カメラの機種が、当初予定していた「E-M1X」から「OM SYSTEM OM-1」に変更になりました。

実施期間

期間 令和5年11月1日(水)~令和6年3月10日(日)
時間 6:30~16:30

※11月3日(金)、11月25日(土)、11月26日(日)、12月2日(土)、12月16日(土)、12月17日(日)、1月6日(土)、1月7日(日)はツルクラブの生徒たちによるツル羽数調査のため、午前9時まで利用調整エリアに立ち入ることができません。(赤字はツル羽数調査予備日)

利用調整実施期間中のツル観光の方法

①まずは地図の「黄色のルート」を通って「ツル観察センター」へお越しください。
 ※その他のルートは利用調整のため、通行をご遠慮いただきます。

②ツル観察センター駐車場に設置の料金所で「入域料(越冬地環境保全協力金)」をお支払いいただき、入域証を受領してください。

[入域料]
普通自動車以下 1日1台 1,000円
普通自動車以下 シーズン1台 3,000円
マイクロバス 1日1台 3,000円
大型バス 1日1台 5,000円
※「普通自動車以下」には、タクシー、二輪車、徒歩を含みます。
※入域料をお支払いいただいた方は、ツル観察センターの入館料が無料になります。

【東干拓へ行きツルを観察されたい方】

③ツル観察センター内で、利用調整の目的や東干拓への通行方法などについて、3分程度のレクチャーを受講してください。

④自家用車または2台限定貸出の超小型BEV「C+pod」で赤色で示した指定ルートを通って東干拓でのツル見学をお楽しみください。
 また、一眼カメラや双眼鏡なども数量限定で貸し出しがあります。

⑤東干拓の指定ルートに「ツル観察ハイド(野鳥観察舎)」をご用意していますので、そちらに車を駐車し、ハイドからの見学をおすすめします。ツルを驚かさずに、ゆっくりと見学できます。

⑥最後はツル観察センターで車両(タイヤ)の消毒をして終了です。

※【一眼カメラや双眼鏡の無料貸し出しのみをご希望の方】も同様にレクチャーを受講していただきます。

利用調整の目的

「出水ツルの越冬地」には、長年の保護活動により1万羽を超えるツルが越冬し、毎年たくさんの野鳥もやってきます。養鶏業が盛んなため防疫体制は徹底していますが、感染症がまん延すればツルの絶滅や養鶏業への被害をまねきかねません。また、野鳥観察を目的とした路上駐車などは通行の妨げとなり、ドライバー間のトラブルを引き起こす可能性もあります。このような課題を解決し、ツルと共生した新たな地域づくりを目指すため、2016年度から「ツルへの配慮」「住民と来訪者との共生」「鳥インフルエンザへの防疫体制の強化」の観点から、「出水ツルの越冬地」への入域ルートの指定などを行い、より積極的な保全・管理を目指す「越冬地利用調整」を実施しています。
皆様から徴収した入域料は、出水市ラムサール条約湿地保全・利活用計画に関わる事業に活用させていただきます。(例:ツル越冬地の環境保全、防疫体制の強化、傷病ツルの保護管理など)